株式会社花野井製作所
KUHLJAPANの高精度なエアロパーツを、最新技術にてモデリングするクラフトマン集団です。
CADによる3Dデータモデリング及びNCデータ作成を行い、精密なNC加工により高精度のモデル製作を行っています。
また、Stratasys社製の熱溶解積層方式の3Dプリンターも導入し、耐久性や耐熱性に優れた高性能モデルの造型も可能です。
エアロパーツの開発スピードを飛躍的にアップさせ、複雑なデザインもすべて具現化する「技術革新」の会社です。
Stratasys社製FDM方式(熱溶解積層方式)・「F770」3Dプリンターを日本で初めて導入しました。
1メートル幅サイズまで積層できる超大型3Dプリンターで、ABS樹脂などを熱で溶解し積層することで、耐久性や耐熱性に優れたモデル造型が可能です。
大型NC加工機(マシニングセンター)を2基導入しています。
中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立てなど多種類の加工を連続で行える工作機械で、工具を自動交換することにより24時間の無人加工が可能です。
自動車バンパーのような大型サイズのモデリングも行う事が出来ます。
NC加工機(マシニングセンター)により、ケミカルウッド(合成樹脂木材)を切削し、GT-Rオーバーフェンダーの雌型を加工しているところです。
マスターとなるモデルを元にシリコーンゴムにて型を作成。
真空注型装置にて真空状態の中で硬化する樹脂を用い、それを型に注ぐ事で製品を製作します。
型に注いだ後に適切な温度となっている乾燥炉にて硬化を待ち、
硬化した製品を型から脱型、最終的な仕上げを施し製品が完成します。
CADルームでは、熟練のスタッフがCADにより3Dデータ作成や設計を行っています。
CADデータをもとにマシニングセンターへのツールパスを作成し、高精度な加工が行われています。